創作工房ファクトリーエイト PURPLE3 DTP Factory 印刷・出版工房

やり直しがきかない印刷のリスクマネジメントは?

 印刷物はひとたび内容に問題が出ると、膨大な損失を被る。クライアントと営業の行き違い、営業と制作の行き違い、デザイン部門と印刷部門の食い違い…積もり積もればコストが2倍3倍はあたりまえ…それじゃ会社が持ちませんよ。

 リスクを把握してトラブルを未然に防ぐ。情報の共有化で行き違いを防ぐ。それだけでリスクもトラブルも防げるもの。

印刷のあり方を再構築する

 現在の印刷業界は二極化が進んでいるように思う。 最新のハード・ソフトをそろえて、あらゆることに対処して行く企業と、 従来のハード・ソフトに限定して対処して行く企業。 そして連携が取れないためにロスが出やすくなっている。 収益悪化で人材が流出し、フォーマットに起因する事故による無駄を垂れ流す。 そんな事態が起こりつつある中、情報を共有し、無駄な出費を防ぐにはどうすればいい?

フォーマットの共通化やクライアントや取引先との情報共有化

 デザイナーは夜に活動する。なぜか?それは、昼間は電話の応対に忙しく、創作活動に入るのは夕方からという事例が多いから。しかし、それはおかしいのではないだろうか。勤務時間内に創作活動を行うのが本来の姿ではないだろうか。

 原因は情報を共有することがない状態でデザイナーはワンオペで働かざるを得ないという実態がある。つまり、顧客からの要望があれば、休日であれ、終業後であれ、オフィスに戻って仕事をしなければならない。

  リスクを最小限に抑え、ワンオペで働かないために情報の共有化とフォーマットの共通化はぜひ必要だと思っています。